㌧㌦教室 - Das fliegende Klassenzimmer

お前ら可愛すぎましたよ

見てきましたよー、飛ぶ薬じゃなかった飛ぶ教室!もう子供達が激烈にかわいすぎる…それだけのためにお金払って観に行っても損しないくらい。ドイツ映画なんて久々に見ましたが英語と違ってドイツ語さっぱりわからんくて字幕追いかけるのに必死でした。でも凄い本当よかった!ケストナー作品は小学校の頃「エーミールと探偵たち」が図書館にあって国語の教科書でこれおすすめ!みたいに書いてあったのでほほう、では読むとするかと思って借りて読んだら当時の自分と同じくらいの少年達が大人顔負けの行動力で事件解決に奔走してコロコロとテンポよく変わる展開や最後まで諦めないエーミールたちの姿が本当に凄く凄くおもしろくって大人の書いた作品なのに子供の視点で世界が見えてて凄い共感する所がいっぱいあってあー本当におもしろかった、じゃあ次はその隣に置いてある飛ぶ教室を借りようかな、これもおもしろそうなタイトルだなーって思ってるうちに卒業しちゃって読む機会を逃してたんですが、今回ハイロウズのファンクラブ会報で甲本ヒロトさんが飛ぶ教室が映画化するから観に行きたいて描いてあって10年以上経ってこんなところでこの作品と再開することになるとは…とかすごいびっくりしたんですがわたしはヒロトさんの作る音楽やら歌詞やらもすごくこころに響いて好きなものがあるのでじゃあこれはもう神様が観に行けっていってるんだわねと思って行って来ました。
内容について詳しくは書かないけどわたしは予備知識殆どゼロで行ったんですが、想像したよりちょっと暗めのお話だったかな?エーミール〜みたいに子供がいっぱい出てきますが、この作品は大人も子供に理解を示すすごいいい人ばっかりだ!こんな大人に囲まれて育ったらしあわせだろうな、みたいな。*170年前の作品を現代に置き換えて映画化したってことだけど、本質にあるものはきっと何も変わってなくて、子供の頃のわくわくするようなたくさんの体験とか友達とか上級生とのやり取りとか学校の規則とか、凄い懐かしいていうか見終わった後心洗われた気分でした。お客さんは年配の方が多かったのですがたぶんわたしと同じ心持ちがした人が多かったのだろう、皆見終わった後パンフ売り場に殺到していた(笑)このパンフレット(600円)がまためちゃめちゃ可愛いんだなー!真っ赤なハードカバーの小さい絵本みたいになってるんだけど…解説が今江祥智さん*2でびっくりした。ちょっと違和感を感じたというか時代は変わったんだのぉと思ったのは通貨がユーロだったり街のポスターにインターネットのアドレスが書いてあったりドイツ語のラップがあれな感じだったり…なところか。だけど一番腰が抜けそうになったのは決闘の時上着脱いだヴァヴェルカのインナーが漢字プリントTシャツだったこと…*3とかいって上映中ずっとマルティンvヨナたんとかウリー×マティアス(ウリー攻かよ)とか禁煙v先生*4とかに萌え萌えしていたわたしが一番昔と変わっちまった大賞なのかもしれませんけどね。
えー、他にもいっぱい書きたい事あるけどCLに備えてもう寝ないといけないので股明日!マルティンについて死ぬほど語ります。

*1:つーかこんな大人いねえー!とか思った

*2:この人の名前聞いたのも小学校以来だ…

*3:しかも「迎春」て…小学校の頃のわたしが見たら卒倒するわ

*4:この大人カップルは狙ってるだろう…とか思った<思うな馬鹿