LOTR 王の帰還

見てきますた。平日のファーストショーだというのに人多杉です。まぁレディースデーだからなんかもしれないけど、おばちゃんばっかでした。いやあなんかあちらこちらでいろいろな人々の愛が交錯し過ぎて痛かったです。フロドサムといいメリピピンといい「おいお前らそこでちゅーしろ!」なシーン満載。というわけでキャラ別ネタバレ感想(ほも話が嫌いな人は読んだらいけません)↓

  • フロド:えろショット多すぎです。特に蜘蛛にくるくる回されてるところとか。蜘蛛と言えば某シーンで「志村後ろ後ろ〜!」とか心の中で突っ込んだのはわたしだけではあるまい。ところで前も書いたけどイライジャ自体は嫌いじゃないのにイライジャの演じるフロドはどうしてこうもむかつくのだろう。表情がずっと一緒で見てて退屈だからかしら。それとも足手まといキャラ*1が嫌いだからだろうか。それにしてもなんというか彼今回の人でなし大賞だと思うんですが*2山登りで疲れてたとはいえお前あんなベタな演技+見え見えの小細工で今まで一緒に旅してお世話してくれたサムたんをあっさり切るんじゃありませんよ。大体帰れとか言ってあそこから一人でどうやって帰るんじゃ。あまりの情けなさにサムと一緒にしばらく泣いた。*3食い物の恨みは恐ろしいだす。
  • サムたん:今回の主人公にして最大の功労者(本当)。*4実質指輪を葬りに運んでいったのは彼だ。フロドに尽くしても尽くしても報われない(どころか胸の傷抉られまくりな)かわいそうな人。例のあなたなら背負えますのシーンで指輪フロドごと火口に投げ込んじまえとか思った(おい)。ついでにフロドが死んでると思い込んだシーンでは「サムたんそこはやっぱ王子様のちゅーで目を醒まさせないと!」とも思った。最後にはもう報われないラブは懲り懲りだと思ったのか普通の娘っこと結婚する。二股に傷ついたフロドは*5三行半を突きつけてガンダルフと駆け落ちしてしまうのであった。最後まで身勝手なあんちくしょうだったね、と思わせておいて別れのシーンでやっとサムたんにも特典*6が!よかったね、サム!
  • ピピン:こいつがここまで印象に残るキャラになろうとは…*7王の帰還前半はピピン総受け祭でした。ちょっとモテすぎよアンタ!特にガンダルフ*8と二人っきりのシーンではいつ襲われるか心配でかなりハラハラしました(馬ー鹿)。デネソール王の下僕になった時もな…「愛で応える」とかあのためらいがちなキス*9とか…。しかし後半は目出度くメリーと再会を果たし愛を誓い合うのであった。運命だねよかったね。メリーとピピンの中の人たちのインタビューにもちょっと萌えました。*10
  • メリーたん:ピピンとのお別れシーンで初めてこいつらが愛し合っていたことを知りましたが離れ離れになる前にさあ、力づくでもピピンから球取り上げろよ。シパーフ(違)に潰されてしんだかと思ったがピピンが無事発見した所でぐったりしてるメリーを抱えるピピンを見て「ピピン、やっぱそこは(略)」<もういいって
  • ガンダルフ:魔法よりも何気に肉弾戦の方が得意なことが判明。デネソールを杖でボコにしまくりなシーンがすき。ところでTTTであんだけぶいぶい言わせまくりだったサルマンが全く出てこないてどうなのよ。わたし的には非常に片手落ちな感じで納得いかないんですが。<ただガンサルが見たかっただけだろう<ああそうさ(居直り)とかいってクリストファー・リーが好きだからってのが勿論一番の理由ですよ。
  • アラゴルン王の帰還なのにあまり存在感がなかったのですが。しかしアンデッドまで味方につけるのは流石に反則だろうと思った。
  • レゴラス:今回レゴアラやらアラレゴやらを期待してた人は相当肩透かしを食ったことであろう。わたしなんだけど。消化不良なんでトロイ観に行きたいです。<何を解消するつもりなのか
  • ギムリ:最終決戦前にレゴラスとの間に確実に愛が芽生えていた模様。つかお前らまだ何匹敵倒せたかな対決してたんですか。戦闘シーンで目立てなくて残念。レゴラスはあんなに無理矢理見せ場作ってたのにね。
  • エオウィン:ケツアゴのお姫様、アラゴルンvアルウェン超らぶなので何こいつ、邪魔、とか最初思ってたんだけど後半あまりのかっこよさに思わず拳握ってました。素敵!魔王との対峙シーンでの最凶ぶりはまこと素晴らしかったです。とかいって魔王ってきっとマスクを取ったら美形パターン*11だと思ってたのでちと残念。ついでに魔王ってばガンダルフは自分が始末しに行くみたいなこと言いつつ結局かすりもしなかったね。伏線グダグダだのう。
  • ファラミア:今回最も可哀想だったが萌えのツボ押さえまくりなポジションと狙い済ましたような父上との関係に、この程度で騙されるわけにはいかぬと思いつつもかなり悶えさせていただきました。もう、そんなに父上が好きかお前は。ついでにわたし1作目見てないのでボロミアがどんなんか知らんのですが、知ったらもっと美味しいのであろうきっと。DVD借りるか…。<それだけのためにか ちなみにアラゴルン戴冠のシーンでエオメルのいつものポジションを奪ってエオウィンの隣にいた気がするんだけどふられた同士なし崩し的にくっついたのだろうか。普通ならご都合主義で萎えな設定だけどこの二人だと何となく許せる気がする。お似合いというよりは割れ鍋に閉じ蓋って感じ(おい)
  • エオメル:今回(も)最も目立たなかったで賞。ルックスはこの人が一番闘将ぽくて強そうで好きなんだけどな…かっこいいだけじゃ駄目ってことですか。

*1:例:FE聖戦のユリア

*2:人じゃないけど

*3:今回泣けた唯一のシーン

*4:しかしボロボロになりながら旅してるのに二人ともコロコロした体系だからいまいち必死さがないというか悲壮感が漂わない罠

*5:としか思えない最後のフロドの台詞…

*6:メリピピンは普通に抱擁だけだったのにサムにはがっつりハグ+でこちゅーまで!

*7:と、演じた本人も言っていた(笑)

*8:英国で最も高貴なモノホンのほものおじいさま

*9:誤解を招くような書き方だが嘘は書いておりませぬ

*10:http://cs-tv.net/movie/press/press_detail_05218.html

*11:アーレス教皇みたいに