イギリスのがばいばあちゃん

西の魔女が死んだをみてきました。これが出版→ヒットしたのって結構最近なような気がしてたんだけど14年くらい前だったんですねー。1994年てそんな昔のことなのか。
↓以下ネタバレ感想


おばあちゃん…可愛いし優しいし透明感があって日本語も流暢すぎずつっかえすぎずでいいんじゃないかな。夜中におかし焼いてくれたりお茶いれてくれたり、こういう婆ちゃんいたらいいなって思った。孫と爺ちゃん婆ちゃんの関係てある意味ずるいというか親子じゃないからそう責任もなく甘やかしてくれるから上手く行くことが多いように思うんだけど(特に離れて暮らしてるとベタベタすることもないから余計な摩擦もないし)逆に実娘のりょうとばあちゃんとかりょうとまいとかは微妙にというかかなりぎすぎすしてる距離感があー、あるあるwて感じだった。終始穏やかで色々いいこと言ってる婆ちゃんだが、最後の脱出成功にはズコーとなった。引田天功か。


りょう…娘より先にこっちを書きますか、りょう大好き!かっこいいきれい!激昂したり号泣したりする演技もすき。綺麗な自然とかぼやぼやした雰囲気の中で鮮烈な存在感でしたねー。映ってる時間は少ないけど印象に残っている。うーん、本当綺麗だったなー。観に行ってよかったなー。


娘…あんまりかわいくな(ry 個人的にはイラッとする印象。
おにゃのこの人間関係とか生々しくてこれって10年くらい前の話なんだろうけどそういうのってずっと普遍的なものなんだろうか、しかし邪推かも知れんが作り笑いするのに疲れて〜とか自称一匹狼(笑)とかそういうの聞いてるとお前孤立する理由他にあったんじゃねえのとか思ったがそこは突っ込む所ではないのだろうがああいう年頃って必死で建前作って逃げ込むのが得意な時期だろうし、ねえ。メンヘラとまでは言わないけど、バナナブレッドのプディングの主人公とかも痛たたたとか思ってしまうわたしには無理無理でした。もしかしたら彼女と同い年くらいのときにみたら感情移入できたのかなー。損してるかなー。


父ちゃん…いてもいなくてもどうでもいい存在、つまり一般的な父ちゃんの位置づけということなんでしょうか、最初橋本弁護士が出てきたのかと思ってびっくりした。本当影の薄い人だ。あんまり存在感ないんでハゲタカの主人公だって後で気づいてびっくりした。しかし久々会って「やあ、元気そうだね」とかいう胡散臭い父は嫌だ。


キム兄…ハマり役なんだろうな、と思ってたら本当そうでした。もうちょっと悪そうで汚い感じなのを期待してたけど。


食べ物…サラダもお菓子もジャムも全部おいしそうで色々料理とかしたくなった。キュウリにジャム乗っけたのですらおいしそうに見えた(ええー ジャムのおじいちゃんの贈り物の話は一番いい話だなあとおもったよ。