【ドS】金色のコルダの柚木様はキモかっこいい【ツンデレ】

やっと書けますコルダレビュー。真面目に書くのでプレイしてないあなた、ちょっと読んでくれませんか。

アンジェ、遥かに比べて圧倒的に知名度で劣りますがルビパのネオロマンスゲームです。主人公は音楽科と普通科のある高校で普通科の生徒なんだけど妖精が見えたため魔法のバイオリンで音楽コンクールに挑む(プゲラ)ことになります。

というのが建前で、要はバイオリンの演奏スキルを磨きながら男子をコマしていくのが目的です。攻略対象は男子>先輩2人、同学年2人、後輩一人、OB一人、先生一人で女子>同学年一人、後輩一人です。女子は皆かわいくて気だてがいいが、男子は腹黒ありツンデレあり不思議ちゃんありで割とどいつもこいつも濃すぎです。しかし萌えるんだなこれが。

しかし乙女ゲーとはいえ大半はバイオリンの練習に明け暮れるんだけどこれがすごくおもしろい。好きな人に好きな解釈*1で聞かせて親密度を上げるもよし、コンクールでいい成績を取ってライバル度を上げ、「なかなかやるな」「お前もな」と拳で語り合うもよし、またわたしがいちばん好きな要素、そのキャラにわざと真反対の解釈や技術で臨んで「全然好みじゃないのに何でこんなに気になるんだ」的パターンに持ち込む通称逆注目イベントを楽しむもよし。ライバル度、親密度、技術力、コンクールの成績等でそれぞれの台詞も変わるしめちゃめちゃ作り込まれていて何周しても新しい発見があり、本当飽きないです!

で、話は戻るが逆注目ルートは本当誰でやっても萌え萌えです。華やかな曲ばかりを好んでいたのになんでこの切ない演奏が耳に残るんだろう、とか、技術を磨くことこそ至上だと考えていたのに感性がこんなにも大事だったなんて、とか、音楽はエンターテイメント、人々に聞いてもらい、認知されることこそが本分な筈、なのにあの人はどうして人に聞かせることをせず、孤独に音楽を追究し続けるのだろう、とか、そういうギャップに困惑しながらもだんだんと惹かれていくキャラが皆かわいいのですよ。*2そしてこのルートで落としたキャラは通常と違う特別曲を最後のコンクールで主人公の為に弾いてくれます。ときめきますね!普通とはちょっと違う攻略法でいくので割と制約もあって難易度上がるけど是非やって欲しいです。

長くなったがちょっとは楽しそうだと思えたでしょうか。まあやってみてください凄く面白いので。最初だけはちょっと操作に手間取るかもしれないけど…あと、普通に音楽を楽しむこともできる。各キャラが弾く楽曲はチャイコフスキーとかパガニーニとかメジャーで綺麗なのが揃ってると思います。是非。

*1:清らかさ、華やかさ、憂いの3つに別れてて、清らかな曲をより清らかに弾くことも出来るし華やかな曲を憂いを込めて弾くことも出来る。

*2:特に切ないモードの火原とあなただけ解ってくれれば良いモードの柚木はたまらんです。