ギミー・ヘブン(ネタバレまくり)

横浜ブリッツの上の映画館で見てきました。観客は超疎ら。
思ってたよりフツーだったというかもっと視覚的聴覚的に共感覚を模した演出バリバリなのかと思ってたらちょっとかすった程度だった。最後のガーベラがいっぱい降ってくる演出は結構絵的にすきだけど。あのマークで音楽が聴こえてくるって言うのも素敵だと思ったけど。話として特に感想はないかなあ。伏線回収も中途半端だったし。俳優さんは、鳥肌実中将、割とよかったかなあ。自分で893って言ってたけどチンピラのちょっと上くらいな感じだったが。タカシに銃口向けて迫ってくるシーンはキティぽくてよかったかなあ。江口洋介は久々に見たらやっぱかっこいかった。他の男優との身長差が萌えポイントでしょうか。安藤政信ってかタカシはう、うざいこいつ…て思ってたけど死に際の「新ちゃん俺に会いたい?」「会いたいよ」がツボです。いろいろとやばかった。この2人はバトロワの三村と豊の関係だネ★マリたんは、男の子だったらすごくよかったんだけど…ラスボスがこの子なのは見ててバレバレでした。いちばんワクテカしてたピカソこと松田龍平は、なんちゃって猟奇的な殺人犯としても妹萌えのきもい変態兄貴としても駄目だった気がする。うーんにじゅーめんそーはよかったんだけどなー。演技がそこそこうまい人が演技の下手な人の役をしたらああなるんだろうか?(無理矢理な解釈)呟くような台詞が多いとはいえ滑舌悪すぎなのもちょいと残念。あー、でも大量の花が降るお花畑で主人公2人が美しく散る中端っこに紙くずみたいに転がってるのはちょっと笑えた。
最後にエンディングテーマが流れるけど、あれが、新ちゃんとマリがあの模様を見たときに聴こえて来た音楽なのですね。歌詞がテーマに沿っててよかったんじゃないだろうか。まあ今回は次に見る予定の安藤政信×松田龍平の前哨戦だったと思っておきます。この2人全然バッティングしなかったけどさ。